船乗り(外航船員)になって良かったことベスト5
2020/4/27更新
今回は、船乗り(外航船員)になって良かったことベスト5を紹介します!
現在、日本人外航船員の数が約2000人ですから、希少な職業です。
そこで得られるものは外航船員ならではなものが多いです。
私は転職こそしていますが、外航船員になったことを後悔していません。
そんな私の視点で外航船員になってよかったことベスト5を紹介します。
船乗りになって良かったことベスト5
第5位技術と専門知識を得れた
機関士の仕事で、機器を整備したり、構造を考えたり、当直に入ることで専門知識と技術を得ることができました。
正直、仕事をする前は何かの整備をほとんどしたことがなく、道具の使い方さえままならないぐらいでした。
けれど、仕事をしていくうちに少しずつ器用に整備ができるようになり、自分の能力が向上したように感じました。
また、日々業務を行うことで機械の原理や構造がわかってきて、専門知識が蓄えられました。
これは、どの職業でも同じかもしれませんが、船の専門知識をもっていることは希少で価値があるものになりました。
第4位強い資格を取得できた
国家資格である海技士免許は、かなり安定しています。
まず、日本は島国で貿易量の99.8%が船でまかなわれてます。
その状況下で船乗りの需要はなかなか無くならないです。
外航船員の外国人化はかなり進んでいます。
しかし、一定数の日本人船員は必要です。
海技士免許さえあればどうにかなる程強い資格だと考えます。
何らかの形で職がなくなっても、船乗りをやろうと考えるくらいですね。
第3位メンタルが強くなった
船乗りを経験して、メンタルがかなり強くなったと感じます。
現職で疲れたな、しんどいなと感じても、あの時と比べればどってことないと思えるようになりました。
暑い機関室で上司に怒られながら仕事し、寝る時も担当機器を整備している夢を見る生活を考えるとなんでも乗り越えていけるような気がします。
それほどメンタルは鍛えられました。
部活できつい練習を経験するとそのあとのことが楽に感じるのと同じようなものです。
第2位お金が貯まる
お金は本当に貯まりましたね。
船乗り時代に貯めたお金が今でも基盤になっています。
給料がよく、食費や家賃がかからず、お金を使う場面がないので否が応でも貯まります。
給料なら商社やテレビ局、外資系など同じくらいもらっている人はいるかもしれません。
しかし、お金を使えない環境に身を置かれることはないので、やはり船乗りはよりお金が貯まるのではないでしょうか。
第1位長期休暇!
1位と2位はほぼ同率でしたが、長期休暇を選びました。
それは、数ヶ月のまとまった休暇を得られる職業は船乗りぐらいだからです。
給料がいい会社はあるでしょうが、休暇に関しては船乗りだけですね。
基本的に3ヶ月の休暇がとれることになっています。
学生の休みより長いのですから、お金が貯まった大人はなんでもできますね!
海外旅行、国内旅行、留学、自己投資などなんでもOKです!
注意点は、休暇時期が選べないので、スキーやサーフィンなどのシーズンスポーツはできない可能性はあります。
旅行は、シーズンをずらして行けたので、ストレス無く楽しめました。
外航船員になって得られることは希少価値が高い
冒頭にも言いましたが、日本人外航船員は約2000人しかいません。
さらに航海士と機関士に分かれているので、希少価値は高いです。
そんな外航船員になって得られることは人としての希少価値を高めてくれます。
外航船員になるチャンスがあるのなら踏み出してみてもいいと思います。
今後、転職しようが挫折しようがきっといい財産になります。
是非この記事を今後の判断材料にしてくれると嬉しいです。
質問や疑問点があればコメントお願いします。
ありがとうございました。