外航船員の乗船時に必要なものリスト(機関士目線)
2020/5/5更新
「職員として初めての乗船で持ち物がわからない」
「久しぶりの乗船で何を持っていけばいいかチェックしたい」
今回はそんな方々に安心して乗船していただけるように乗船時に必要なものを機関士目線で紹介したいと思います!
持っていくのが必須ではないが、持っていくと便利なものも紹介しています。
また、プライベートオーダーで事前に注文できるようであればそのリストも作成したのでそちらも参考にしてください!
乗船時に必要なもの
乗船時に必要なものをまとめました。
書類関係、仕事で必要なもの、船内生活で必要なもの、プライベートオーダーで注文するものに分けて紹介します。
書類関係
書類関係は乗船後の手続きに必要になります。
すぐ取り出せるようにしておきましょう。
ほとんどの人が全てをひとつのファイルにまとめて提出していますね。
・海技免状
・船員手帳
・その他の証明書類
・印鑑
・筆記用具
仕事で必要なもの
・スーツ(必要な場合)
・制服、制帽、黒ネクタイ
・夏・冬船内標準服
・つなぎ(最低でも5〜6着)・汚れつなぎ(1着)
・軍手
・革手
・防寒下着上下
・トーチ
・スケジュール帳
・メモ帳
・各種道具
機関士の場合、つなぎがかなり汚れたり、汗をかいてビチャビチャになります。
1日に4着必要なんて時もありますから、多めの方がいいです。
また、油作業などで確実に汚れると分かっている作業用に汚れつなぎを用意しておきましょう。
船内生活で必要なもの
アメニティ以外は、ノートパソコンや本など娯楽になるようなものが必要です。
特に、HDDを持っていると先輩から動画のデータをもらえたりするので、容量が大きめのものを一つ持っておくといいでしょう。
・スマホ
・財布
・バスタオル
・ハンドタオル
・体を洗うタオル
・ジャージ
・下着
・ドライヤー・ブラシ・ヒゲ剃り・爪切りなど
・充電器各種
・常備薬
・運動靴
・私服(季節に合わせて薄着と厚着1セットずつぐらい)
・サンダル
・ノートパソコン
・HDD
プライベートオーダーで注文するもの
もし、乗船前に業者が船に直接持ってきてくれる場合に注文するものは以下の通りです。
消耗品の本数は、船の航路に合わせて注文してください。
機関士の場合、軍手は大量に消費するので、多めに注文するのが良いでしょう。
機関士の標準装備を紹介
参考までに機関士の仕事時(作業時)の標準装備は次のような感じです。
小物類は常につなぎのポケットに入れておきます。
ヘルメットは貸し出しがあるので、持参する必要はありません。
デジタルカメラはひとつあると上司への報告の手助けとなったり、記録するのに便利です。
耐水耐衝撃のものをかっておきましょう。
乗船荷物の送付について
船や乗船地によりますが、船に荷物を送付できる場合があります。
送付する荷物には、重要書類や作業に必要な安全靴や作業着などを入れない方がいいです。
乗船してすぐはバタバタして自分のスーツケースが見つからなかったり、届いてなかったりする可能性があります。
すぐに作業をしないといけない、書類を提出しないといけないことがあるので、手荷物に最低限必要なものは入れておきましょう。
下船時は、荷物を船から送付できない場合がほとんどですので、手で持って帰れる荷物量にすするのがいいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
乗船の荷物準備は何かと不安のものです。
是非、このリストを参考にして乗船してください!
乗船応援しています!
質問や疑問点があればコメントお願いします。
ありがとうございました!