船員には歯の健康が必須!正しい歯のケア方法
2020/4/25更新
今回は、船員の歯のケアについて書いていきたいと思います。
船員にとって歯は健康でなくてはなりません。
もし、乗船勤務中に歯が痛くなってもすぐに歯医者に行って治療はできません。
歯医者に行けても、外国だと適切に治療が出来なかったり、莫大な費用がかかることもあります。
夜も眠れず痛みに耐えていると身体が持たないし、集中が切れ、怪我や事故につながる可能性があります。
これから、私が信歯医者におすすめされたケア方法を紹介します。
歯医者の頻度
まず、歯医者に行くのは、乗船前と乗船後の2回です。
この2回で、歯医者に歯の状況をみてもらい、今後治療が必要かどうか判断してもらいます。
特に乗船前は、これから数ヶ月間の歯の健康を維持するためにとても大事です。
乗船前は突然乗船命令が出る場合があるので、そろそろ来るかなというところで歯医者に行っておくべきですね。
正しい歯のケア方法
歯のケア方法は船員に限らずどの方にも当てはまるので、是非参考にしてください。
この方法にしてから歯の状態がすこぶるいいです。
当たり前ですが以下の二つのケアを行います。
・歯ブラシで歯磨き
・デンタルフロスで歯間の掃除
歯ブラシで歯磨き
・磨く力 ほとんどいらない
まず、磨く力ですが、ほとんど力はいりません。
逆に力をいれすぎると歯茎が傷ついてしまうようです。
力を入れないでも十分に磨けるので力を抜きましょう。
・磨く時間 7〜8分
次に磨く時間ですが、7分〜8分は磨きたいですね。
一般的に言われている3分では短すぎます。
目安は、歯2本につき30秒です。
歯ブラシの幅で一度に2本磨けます。
その2本の歯の表裏をそれぞれ15秒磨きます。
健康な大人の歯の本数は28本、親知らずを入れると32本です。
つまり、7〜8分になりますね!
・歯ブラシの当て方 45°を意識
歯ブラシの当て方のポイントはそれぞれの歯の角度に合わせてあげることです。
特に歯茎や歯の裏側は45°位倒して当ててあげると磨きやすいでしょう。
難しいのは奥歯や親知らずです。
顎をずらしたりして、小刻みに歯ブラシを動かして磨くとうまくいきますね!
デンタルフロスで歯間の掃除
歯磨きの後はデンタルフロスです。
デンタルフロスは糸を使うのがいいと思います。
薬局で売っているので買ってください。
やり方はシンプルです。
糸を歯間にいれ、前後に動かし、掃除します。
意外と歯間の汚れがとれるので驚きます。
このデンタルフロスをやっていない人が多いです。
デンタルフロスをやるとやらないでは歯の健康寿命が大きく変わります。
歯磨き・デンタルフロスの頻度
歯磨きはもちろん日に3回で朝昼晩がいいですね!
食後に行えば問題ありません。
デンタルフロスは、少なくても夜に1回は行いましょう。
歯に残る食べかすは、就寝時に歯を悪化させます。
夜のケアはしっかり行いましょう!
歯に悪いよくやってしまう行動とは?
みなさんよくアメや氷を噛んでしまってはいませんか?
実は、アメや氷を噛むことで歯はかけていってしまっているんです。
歯は私たちが思っているより硬くないんです。
今からアメや氷を噛む癖をやめましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
私は歯医者に言われるまでデンタルフロスをやっていませんでした。
今考えるとゾッとします。
それぐらい歯間には食べかすが溜まっています。
やっていない人は1度やってください!
この記事で少しでも歯のケアの仕方を考えようと思っていただければ幸いです。
正しいケアをして船でも安心して仕事をできるようにしましょう。
質問やコメントがあればよろしくお願いします。
ありがとうございました。