子供の不慮の事故で亡くならないための対策・対処方法

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2020/4/23更新

 

今回は、子供の不慮の事故について書いていこうと思います。

なぜこのテーマで書くのかというのは、先日、私の姪がキャンディーを食べて詰まらせてしまいました。

すぐに横にして叩いたことにより吐き出したのですが、対処が間違っていれば大惨事でした。

何か起こる前や起こったときに適切に準備や対処をしていれば救える命があります。

そこで、日本の子供の事故の現状や対処法を紹介していきたいと思います。

日本の子供の不慮の事故の現状

消費者庁のデータに基づいて日本の現状を紹介していきます。

日本では、交通事故や窒息、溺水、転落をはじめとする事故等で14歳以下の子供が毎年約300人ほどが亡くなっています。

1980年に2545人、1996年に826人であることを考えると減ってはいます。

しかし、もっと減らしていかなければなりません。

 事故の内訳は?

14歳以下の不慮の事故の内訳は交通事故、窒息、溺水、転落が多いです。

交通事故

どの年代も交通事故が多く、毎年100人近くが亡くなっています。

歩けるようになって動きが活発になる頃が危ないです。

交通事故が起きるとき、子供はスポーツ中であったり、自転車運転中であることが多いです。何かに集中している時が特に危ないんですね。

窒息 

窒息は主に0〜2歳の年代で多くなっています。

・0歳児 就寝時にマットの間に落ちたり、ぬいぐるみや掛け布団、家族の身体で挟まれたりなど。

・1歳児 食品を詰まらせて

・2歳児 おもちゃを誤飲してしまって

と年齢によって原因が変わっています。

年齢で分けてました。けれど、どの原因も全ての年齢で起こりえます。

 

溺水

溺水は溺れることです。

・5歳未満 自宅の浴槽内で目を離したすきに溺れる場合が多いです。

・5歳以上 海や池、川などの屋外で溺れる場合が多くなっています。

年齢により場所が変わってきています。

転落

転落は3〜4歳が多く、5歳以上も比較的多いです。

発生場所はマンションのベランダや戸建ての2階が多くなっています。

発生時期は窓を開ける春〜夏が多くなっています。

 

他にも亡くなるまではいかないものの、火傷や切る、挟むなど重症となる事故も発生しています。

 

どの事故も子供が歩けるようなって活動範囲が変わってくるとともに原因が変わってくるようです。

そのことを頭に入れて親や周りの大人は対応していかなければなりません。

対策や対処方法 

上記のような事故が起こることを考えてそれぞれの事故の対策や対処方法を紹介していきます。

交通事故

交通事故は大人がしっかり手を繋いだり、ルールを教えるなどするほかありません。

注意して対応してあげてください。

窒息

対処方法は

まず119番通報です。

・異物を飲み込み

乳児は背部叩打法といい片腕にうつ伏せに乗せ、顔を支えて背中を叩きます。

年長児は腹部突き上げ法で後ろから両腕を回し、みぞうち下で片方の手を握り拳にし、腹部を上方へ圧迫します。

そもそもキャンディーやトマトなどつまりやすいものは食べさせないのもいいと思います。

・何かを誤飲してしまった場合

何を飲んだか、どれぐらい飲んだか、いつ飲んだかなどを病院に連絡してください。

飲んだものにより対応が変わってきます。

溺水

浴槽は使用後できるだけ水を抜いてください。

また、子供との入浴中、大人の洗髪中に溺れることもあります。

洗髪中は浴槽から出すようにしてください。

洗濯機やバケツの水も危険です。

水は抜いてください!

 

屋外では、水辺には子供一人で近づけないようにしましょう。

近づける場合も監視し、さらにライフジャケットがあればいいですね。

 

転落

乳児で危険なのは大人用ベットからの転落です。

ベビーベッドに入れておくようにしましょう。

 

歩けるような年齢だと以下の対応ができます。

ベランダや窓の近くには踏み台になるようなものは置かないようにしましょう。

家に子供を一人にすることもよくありません。

どういうところが転落する可能性があって危ないか教えることも有効です。

例えば網戸なんかは破れることがあり危険です。

 

まとめ

これまで事故の原因や対策・対処方法を紹介してきました。

もっと詳しく知りたい方は、消費者庁がいくつかの資料を掲載しているのでご覧ください。

 

子供はしっかり見ていないととんでもない行動をしてしまいます。

周りの大人が責任を持って対策や対処をしていきましょう。

 

質問や疑問点があればコメントお願いします。

ありがとうございました。